とーっても久々の更新になってしまいました。申し訳ありません。。。

毎日毎日ぶどうと向き合いながら、家族3人で作業しております。
加温ぶどうの収穫まであと約1ヶ月、無加温ぶどうはもうすぐ袋掛けの時期となりました。

6月だというのに最高気温が30℃をこえ、暑がりのわたしは困惑しています（笑）
湿度も高く、立っているだけで汗が出るような、そんな夏がもう既に来てしまいました。

今年の梅雨は本当に梅雨らしいといいますか、とてもじめじめしている日が続いています。
関東ではついに梅雨明けということで、ますます暑くなっていきますね。。。

今年度のぶどう、収穫・発送開始は昨年と同じく9月上中旬を予定しております。
ぶどうのご予約注文開始時期は7月中旬を予定しております。
加温ぶどうに関しましては、今のところネット販売は未定となっておりますので、ご了承くださいませ。

お待たせしてしまっていて申し訳ございませんが、
今年度も岩崎農園をどうぞよろしくお願い申し上げます。

加温シャインマスカット、はじめました。

今年度、岩崎農園としては初の『加温シャインマスカット』に挑戦しております。
“加温”というのは、ハウス内に暖房機を設置し、2月頃からハウス内をあたためます。

3月には新しい芽が発芽し、無加温ぶどうと比べて約1ヶ月早めの作業となっていきます。
芽かぎ、誘引、摘穂、花穂整形、ジベレリン処理、粒間引き、玉直し、袋かけと順番に作業を終え、
加温シャインマスカットは現在袋かけまで作業が終わっています。

加温シャインマスカットは糖度が少し上がりにくいため、光を多く取り込むために袋かけの袋が白色です。
無加温シャインマスカットでは日焼けを防ぐために、茶色の袋をかけます。

岩崎農園の加温シャインマスカット収穫は8月上旬頃開始の予定です。
暖房機の使用開始時期が早ければ早いほど、収穫も早くなっていきます。
既にスーパー等では加温ぶどうが並び、ぶどう好きな方には嬉しい季節がやってきました。

いまの時期に並ぶ国産ぶどうはとても高価なものです。
しかし夏の贈り物として、ぶどうはとても喜んで頂けるものだと思います。

暑い暑い夏に、冷蔵庫で冷やしたぶどうをぱくっと食べる。
そんな想像をするだけで、幸せな気持ちになりませんか＾＾？

無加温ぶどうの、いま

無加温ぶどうはというと、現在粒間引きを終え、新しく出た脇芽を取りながら、粒がどんどん大きくなっていくのを待ちます。
もう少し大きくなったら玉直しという作業をし、そのあと袋をかけます。

玉直しという作業は、大きくなってきたぶどうの粒を1房1房見ていきながら、奥のほうに隠れている粒を手前に出してあげる作業です。
この作業をすることで、房の見た目が大きく変わっていきます。
強くしすぎると粒の枝がぽきっと折れたりしてしまうので、慎重に、かつ迅速に。ってとても難しいです（笑）

1房1房形も大きさも全く同じにはならないので、しっかり向き合って直していきます。
そんな作業を終えたら、袋をかけてあとは脇芽の管理をしながら、成熟を待つのみとなります。

今年度は暖房機を導入したことで、一部のハウスの作業が早めに進み、労力を分散することができました。
加温ぶどうにかける手間も、無加温ぶどうにかける手間も同じではありますが、
一部だけでも早く進むとかなり分散されるんだなと実感しました。

毎年毎年新しい知識や新しい目標が増えてきて、これから先が本当に楽しみです。
その分落ち込んでしまったり、不安と葛藤したりもありますが、それはそれで良いことだと信じています。

今年度も皆様の期待にお応えできるよう、頑張っております。
ご注文予約開始まで、いましばらくお待ちくださいませ。

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