認定新規就農者になりました!

今日もレオくんはハウスで元気に走り回ってました。資材のひもに絡まってるレオくん(´∀`*)
 
だいぶ大きくなりまして、これが成犬サイズかなあと思っているところです。かわいい〜
 
 

 
 

新規就農認定審査会

 
 
先日新規就農の審査会があり、無事承認されました!岡山県の農業普及センターの方々、吉備中央町役場の方々のおかげで書類の作成等も早めに準備できました。本当にありがとうございました。わたしは後継ぎ型での就農ですが、新しく農業を始める方は書類の作成も、もっと大変だったろうなと思います。
 
提出書類の中にこの先5年間の収支計画書が必要なんですが、農業初心者のわたしにとってはとてつもなく難しいものでした。収支計画書を作る際には売り上げがどれくらいかとか、出荷先の手数料はいくらかかるかとか、資材にかかるお金はどれくらいかとか、、、すべてが初めて見る金額でした。これまでの確定申告はすべて母がしていたので、母に収支の詳しい話を聞きながら、父には手数料の詳細を問い合わせてもらったりと、ドタバタなものでした。これが新しく1人で農業を始めるとなれば、苦労は計り知れませんね。まだまだわたしは甘いです。
 
この5年間の計画をきちんと頭の中で整理して、書類にすることで自分の中のこれから農業をやっていく!という気持ちが再確認できました。不安なこともたくさんありますが、その分楽しみになることもたくさんあります。これから先楽しんで農業をして、たくさんの方にぶどう食べてもらって、たくさんの笑顔をつないでいけたらいいなと思っています。
 
いろいろドタバタしたけれど、なんとか審査会で承認され、一安心です。認定新規就農者になると、就農資金というものを借りることができます。岩崎農園では来年度ピオーネの一部のハウスで加温機の導入を考えているので、この就農資金を利用する予定です。新しく農業を始める方や後継ぎで経営を拡げていく方にとってはとても心強いですよね。ピオーネのハウスに加温機が導入できれば繁忙期の労力の分散ができるし、暑い時期を迎える前に収穫できることでピオーネの着色もよくなります。加温機が導入できれば、来年の夏頃にピオーネのお中元販売が実現します!お中元での利用は需要も高く、とても楽しみです(・∀・)☆
 
 

ぶどう作業-2回目ジベレリン処理-

 
 
ぶどう作業は先週、2倍体ぶどうの2回目ジベレリン処理をしました。4倍体ぶどうのピオーネと翠峰はジベレリン処理は1回のみです。岩崎農園の2倍体ぶどう品種はシャインマスカット・瀬戸ジャイアンツ・コトピーです。2回目のジベレリン処理をして2.3日すると一気にぶどうが大きくなります。ここからまた摘粒作業に追われます。。。今日シャインマスカットの摘粒が終わり、残すは瀬戸ジャイアンツのみなのでがんばります。
 
 

 
 
写真はコトピーですが、強めに摘粒してもまだ粒が多く、難しい。摘粒を早めにしてあげると大粒になるみたいなので、この作業は責任重大ですね。
 
 

 
 
ピオーネも順調に大きくなっています!ここまで大きくなると、ぶどうらしさ満点ですね。収穫まであと約2ヵ月、楽しみにしていてくださいね。
 

花穂整形→摘心→ジベレリン処理

ここ最近はバタバタと花穂整形を終わらせて、摘心を終わらせて、満開を迎えたハウスから順番にピオーネのジベレリン処理を行いました。シャインマスカットも一部ジベレリン処理をしましたが、ハウスの真ん中は熱がこもるのか真ん中だけ早く花が咲いてしてしまいます。。。成長に差がある時は2回に分けてジベレリン処理をします。ぶどう農家のみなさんはいちばん忙しい時期を迎えていると思います

ぶどう作業-摘心-

前回の記事で花穂整形については書きましたが、花穂整形が終わるころには摘心作業をしていきます。わたしが花穂整形をしているときに両親が摘心作業をしてといった感じで同時に進めていきます。摘心は新梢の先を切って新梢の伸びを一旦止めることです。新梢の伸びを抑えることで、花穂に養分がたくさん届くようにします。ぶどうの花が満開になるまでに止めてあげないと、養分が足りずに結実不良を起こしてしまうことがあるので満開になる前に摘心します。逆に摘心が早すぎると満開のころに副梢が伸びてしまって、副梢を止める手間が増えるので、ちらほら花が咲き始めたころに摘心をしていきます。

ぶどう作業-ジベレリン処理-

ジベレリンというもの、ご存知でしょうか。わたしは高校の時に生物でジベレリンというものを初めて知りました。ジベレリン=ぶどうの種無しと覚えていましたが、まさか自分がジベレリンを使う時が来るなんてなんだか不思議な感覚です。ジベレリンは植物ホルモンの一種だそうで、ジベレリン処理を行うと種無しになるだけでなく、粒を大きくしたり成長促進作用があります。

1つずつ手作業でつけます。ピオーネと翠峰は1回処理、シャインマスカットとコトピーと瀬戸ジャイアンツは2回処理をします。

 

ジベレリン処理を行うとみるみるぶどうが大きくなっていくのがわかります。大きくなってきたら形の悪い粒や向きの悪い粒を落としていく摘粒作業をします。いまはピオーネの摘粒作業を進めています。

だんだんぶどうの形に近づいてきています。これからがますます楽しみです。

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