ぶどうについている白い粉は農薬ではありません!

 
台風が過ぎ去ったあとも雨が降って、田んぼは嬉しい限り(・∀・)
 
きのうの吉備中央町はお昼には雨がやんだので、草刈りをしてました。草刈りを始めて何日たったことやら、刈るところが多くて全く進んだ気がしません(笑)
雨上がりだと作業中に水たまりに草刈り機の刃が入ったりして水が飛び散って服はびしょびしょに。。。暑さですぐに乾きますけどね!今日は晴れたけど明日はまた雨だとか。明日はぶどうの講習会なので、雨は悲しいですね。
 

白い粉の正体はブルーム(果粉)!

 
 
果物や野菜についている白い粉、見たことはありますか?食べごろのぶどうにも白い粉がついていますが決して農薬がついて白くなっているわけではありません!
 
 

 
 
ピオーネの成長がどんどん進んで、収穫期が楽しみで仕方ないわたしです。写真では分かりにくいのですが、ぶどうについている白い粉、ブルームや果粉と呼ばれるものですが、まだ着色が始まってもいないのに既についています。
 
 

 
 
この写真は昨年のものですが、収穫期のぶどうだとわかりやすいですね。このブルームはぶどうが自分自身を守るために分泌する物質で、雨や露をはじいて病気を防いだり、果実の水分を蒸発させないようにしたりする役目を持っています。
 
最近では「ぶどうを選ぶときには白い粉がたくさんついているものを選びましょう」といろんなところで見かけますが、この白い粉はまさに新鮮なぶどうの証。生産者はこのブルームを落とさないように細心の注意を払いながら管理し、収穫・出荷作業をします。

農薬じゃないの?なんて声もちらほらありますが、食べても問題ないので食べる前に洗うときも、さっと水で流す程度で十分なのです。ブルーベリーなんかもブルームがついているのがわかりやすいですよね。
わたしはブルームがいまの時期から分泌されることを初めて知りましたが、ここからの作業はこのブルームをいかに落とさずに収穫までもっていけるかにかかっています。どきどき。
 

-硬核期-

 
 
いま、ぶどうは硬核期に突入しています。硬核期とはぶどうの種が形成される時期のことを言うようですが、ジベレリン処理で種なしにしていてもこの硬核期は存在すると言われています。

硬核期を過ぎると軟化期に入り、色のつくぶどうは着色が始まります。いまの時期はぶどうに大きなストレスを与えないために、極端な枝整理や極端な摘粒を避けます。

ストレスを与えてしまうと縮果病を助長してしまうことがあるようです。縮果病は文字の通り、粒が縮んだようになってしまう病気で縮んだ粒は食べれないので落とします。ぶどうの房は1、2粒落とすだけでも見栄えが悪くなってしまったりするので、出来るだけ避けたいものです。
 
 
スーパー等で加温ぶどうが販売されていますね。町内でも加温ぶどうの出荷が始まりました。当園でも来年はこの時期にピオーネが食べれると思うと幸せですヽ(´ー`)ノ
 
当園では今週末からはぶどうの袋かけが始まる予定です。天候等いろんな不安もありますが、あと2か月ほどでみなさまの元にぶどうをお届けできるようになります!今年も猛暑になるであろう夏、体調にはお気をつけ下さいね。
 
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