ビーグルの子犬が岩崎農園に新しく仲間入りしました!

ここ最近ずっと晴れの日が続いていましたが、やっと雨模様!内心ほっとしています。会社に務めていた時はこんなに直射日光を浴びて仕事することもなかったので、既に夏バテのようになっているわたしです。。。

先週子犬が岩崎家へやってきました!名前は姪っ子が命名してくれて『レオ』になりました。来たばっかりのときは足がガタガタ震えてたりしてましたが、1週間ほどでしっかりしてきました。元気に走り回っています。まだ音に敏感でラジオの音がするだけでもびびっていますが(笑)暑い日はハウスの中はかわいそうなので家でお留守番ですが、きのうは雨でハウスの中も涼しいので、ハウスの中で一緒にお仕事しました。レオくんは下に落ちている枝をくわえたりしてじゃれて遊んでいます。

最近の作業はというと、誘引・摘穂・花穂整形と一気に忙しくなってきています。どの作業もぶどうにとってはとっても大事な作業です。秋に収穫するときのぶどうを想像しながら、1つずつ丁寧に作業しています。

ぶどう作業-誘引-

誘引というのは、伸びてきた新しく出た芽(新梢)を棚に固定していく作業です。新梢が出てくる枝に対して平行にエスター線(ポリエステル樹脂製のプラスチック樹脂線)を何本か張って、そのエスター線に新梢をテープナーで固定します。

新梢を重ならないように棚に固定していくことで、新梢への日当たりが均一になります。基本は20cm程度の間隔をあけて固定していきますが、枝ごとに芽の出方も異なるため、きれいに間隔があけれるところもあれば、間隔がせまくなってしまうところもあります。真上に伸びてしまったり、変な方向へ伸びてしまった新梢はねん枝をして固定します。ねん枝は新梢の基部の節を捻って枝をまっすぐにすることですが、しっかり手で支えてねん枝をしないと基部から折れてしまいます。初めてねん枝をしたときにはびくびくしていましたが、今ではだいぶ慣れてねん枝も素早くできるようになりました!こうやって誘引しておくことで、今後の作業がしやすくなります。

ぶどう作業-摘穂・花穂整形-

摘穂は前回紹介した通り、1新梢1花穂に減らしていく作業です。摘穂をしたあとは、花穂整形といってある程度のぶどうの形を作ります。

最終的にぶどうになるのはこんなに短い!最初はハサミを使ってびくびくしながらやっていましたが、なかなか進まないのでなるべく手だけでできるようにしています。ハサミを持って切って、ハサミ入れに戻してとやっていると効率が悪いので、手だけでやると早くできます。

ピオーネもシャインも花が咲き始めたので、満開になったころ、種無し処理を行います。あとは翠峰と瀬戸ジャイアンツの花穂整形を終わらせないとです。作業のピークを迎えました。おいしいぶどうをお楽しみに!

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小さな小さなぶどうの実が見えてきました。

小さなぶどうの実が見えてきました。これが秋においしいぶどうになるのかと思うと楽しみで仕方ありません。ぶどうの木も子孫を残そうとがんばっております。

最近はもう夏なのかというくらいの暑さが続き、おとといは雨で涼しいをこえて寒くなり、せっかく片付けた冬服を引っ張り出さないといけなくなってしまいました。。。きのうの朝は外に出ると一面が霧で真っ白でした。今日はまた暑くなってますね。

最近の作業は家の周りの草刈り、田んぼの周りの草刈り、ぶどうハウス周りの草刈りと草刈りのオンパレードがメインです。いまのぶどうの作業としては、一通りの芽かきを終えて、次は摘穂という作業があります。最初に紹介した写真に写っている小さなぶどうを花穂と呼び、一つの枝に2〜3個ついている花穂を1つだけ選んで他は落とす作業です。先がとがってぶどうらしい形のものを優先して残します。

中にはこんな形のものもあって、この形だと変な形のぶどうになってしまうので落としてしまいます。そうやって摘穂作業をやりかけていましたが、普及センターの指導員の方が来られて小さな枝は優先してやるべきだけど大きめの枝はまだ触らなくていいと言われました。作業が遅れないように早めにやっていたのが、逆効果でした。。。小さな枝と大きな枝で成長具合が全然ちがうので、小さな枝の摘穂を早めにして大きな枝の成長に早く追いつけるようにしてあげなければならないそうです。来年に向けての課題が既に見えてきて覚えることもたくさんあるけど、両親が農業は何年たっても毎年毎年勉強って言っていたのがわかるような気がします。今年わたしにとっては初めての作業になっていますが、両親的には今年は昨年よりも小さな枝と大きな枝の差が激しいとのことで、芽かきをやりすぎたのかなといった反省点も見えてます。

おいしいぶどうまであと4ヵ月くらい!ここからの作業は一気に忙しくなってくるみたいなので、いちばんの踏ん張りどころです。ブルーベリーの花が散ってブルーベリーの実が見えてきました。アスパラガスの葉っぱはふさふさになりました。今にも倒れそうなので棒で支えてあげてます。春はたくさんの喜びがありますね。

草刈りした後の草の片付け、がんばってきます!

 

ぶどう作業-芽かき-

お昼は暑くて朝晩が冷え込む日が続いていますね。雨が降らず晴れの日が続くのはうれしいですが、昼の暑さが半端じゃなくて夏はどうなるんだろうと今から心配している農業初心者のわたしです。でも、雨が降れば降ったで寒い。。。

わらびやぜんまいやたけのこを収穫し、直売所に出荷してます。たけのこも土に埋まって頭がちょこんと覗いているものを一生懸命掘りますが、これまたすごく力のかかる作業で次の日は腕が筋肉痛に襲われます。そしてきのうは人生で初めて草刈機を使いました。短時間で腕が限界を迎えてしまい、一瞬で終了しましたが。(笑)そんなこんなで毎日のようにいろんなところの筋肉使って筋肉痛になっての繰り返しです。涼しい顔して毎日力作業をこなす両親を改めて尊敬しますね。

ぶどう作業-芽かき-

ここ1,2週間程でぶどうの芽がどんどん伸びています。ぶどうの芽が伸びているときに、たくさん出た芽を1つにしていく作業があります。それが芽かきです。これから一気に暑くなったときに芽が萎えてしまうことがあるので、とりあえずいまの時点では2つほど残していくといいそうです。

写真の上側が芽かき前で下側が芽かき後です。芽の出ている場所や伸びている方向などを見ながら慎重に落としていきます。間違えて全部落としてしまえば「収穫できるぶどうが1房減ってしまう」感覚なので、かなりどきどきします。芽かきの作業は時期が早ければ早いほどいいと言われています。なので既に適期が遅れているような気がして1人で焦るわたしですが、親はそこまで焦らんで大丈夫~と言ってくれています。初めてのことが多く、楽しみ半分・不安半分な最近です。

ここからどんどん芽が伸びて5月・6月に行う作業は「適期を逃せばいいぶどうにはならない」と言われていて、今からちゃんと予習をしていきたいところですが、親も現物がないのに教えるの難しいからある程度でいいよってそんな感じです。初めての作業は緊張することの連続ですが、新しいことを知ったり、新しいことを覚えていったりの繰り返しはとても楽しいものです。

青年等就農計画認定

来年の加温機の導入に向けて、新規就農の申請を進めています。この申請が認定されれば、無利子でお金を借りることができます。この先5年間の収支計画書を作成したり厳しい審査のようですが、加温機が導入できれば御中元でのぶどうの発送が可能になってもっとたくさんのお客様に岩崎農園のぶどうを利用してもらえることになるので、必ず成功させたいところです。わたしは農地も、農業の知識も、ありがたいことに両親からすべて受け継ぐことができますが、いま農業に興味があって、新しく農業を始めたい方にはこんな制度を利用して、不安が少なく就農できるのでぜひ利用して若い方にも就農してもらいたいです!わたしに分かることならお答えできますので、お気軽にお問い合わせくださいね。

これからどんどん暑くなってきますので、みなさまもどうか熱中症にはお気をつけください!

 

手づくり看板完成しました

昨年の秋から看板作りたいな〜と思いつつ、なんだか大掛かりな気がして手をつけてなかった看板作り。使ってない板ならいっぱいあるし、やってみよう!ってやっと動き始めて、失敗作を含め1週間ちょいかけてなんとか1枚完成しました。作り方忘れないためにここに残しておきます。思ってたより簡単だったので、看板の手作り躊躇してる方はぜひ作ってみてください!

*用意するもの*
防腐剤
使いたい色のペンキまたはスプレー
透明のラッカースプレー(仕上げ)
ハケ
マスキングテープ
デザイン用ナイフ(ペンみたいなカッター)

全てホームセンターで買えます。

1.下地を塗ります

使う板に防腐剤を塗ります。ドブ漬けするくらいのほうがいいって父が言ってたので、大きめのハケで思いっきり塗りたくりました(笑)防腐剤が乾いてから白いペンキを塗ります。一度乾かしてその上に白いペンキを二度塗りします。ペンキは二度塗りしたほうがきれいに仕上がります。今回わたしは防腐剤と下地用の白いペンキを用意しましたが、防腐剤入りのペンキもあるのでそれを使う方が時間短縮になりますね。

2.板全体にマスキングテープを貼ります

今回わたしは板の上側に「岩崎農園」下に「←ぶどう直売こちら」真ん中はぶどうの絵を書くイメージデザインだったので文字を書くところだけマスキングテープを貼りました。隙間があったり重なり方が甘いとペンキがはみ出たりするので、マスキングテープをしっかり重ねて貼ります。

3.文字をプリンターで印刷します

書きたい文字を印刷するのですが、わたしはフチなし印刷とかの知識がないのでA4の紙1枚に1文字ずつ印刷しました。「岩崎農園」の文字は文字サイズ500で印刷、「こちら」の文字は文字サイズ270くらいで(忘れちゃった。。。)「←ぶどう直売」の文字は文字サイズ245で印刷しました。

4.印刷した紙をマスキングテープの上に貼って、デザイン用ナイフで切り抜きます

印刷した紙をマスキングテープの上に貼ります。スプレーのりで貼ると簡単きれいみたいですが、スプレーのりを買いに行くのがめんどくさかったので(笑)セロハンテープで貼りつけました。貼り付けたらあとは黒い文字の部分をデザイン用ナイフで切ります。同時に黒い文字部分のマスキングテープもはがしていきます。漢字の細かいところは残すところとはがすところを間違えやすいので、集中集中。。。

5.マスキングテープの上からペンキを塗る

マスキングテープのはがし忘れがないか確認して、ペンキを塗っていきます。ペンキを塗る時に端の方は塗り残しが多いので、注意して端まで塗ります。ここもペンキが乾いたら二度塗りして、乾いたらマスキングテープをはがします。乾くまでの時間で真ん中のぶどうの絵を書きます。ちなみにペンキだと乾いてからマスキングテープをはがしたときにペンキがぴろーんってなったりするので、乾く前にはがすほうがいいのかも!こんな感じになっちゃいます。。。↓

離れて見たらわからないくらいですけどね!乾く前にはがす場合は、マスキングテープについたペンキが下地についたりするので大変ですが。。。ペンキじゃなくてスプレーですると、うまくいくかもしれません。次回作るときはスプレーでやってみようと思います。

6.透明ラッカースプレーで仕上げます

全体が乾いたら透明ラッカースプレーを吹き付けます。吹き付ける前にちゃんとふいてゴミを落としましょう。これも乾いたら二度塗り。ラッカースプレーは乾くのが早いので二度塗りもすぐできて早かったです。

わかりにくいけど透明スプレー後↓

無事完成!!!パチパチパチ〜!秋になったらハウス前に取り付けますので、見かけたらお立ち寄りください(笑)

看板製作はじめました

だんだん暖かくなってきましたね。ふきのとうは花が咲いて、つくしもたくさん出てきました。桜が咲くのが待ち遠しいですね。

岩崎農園の看板を手作りすることにしました。いろいろ調べてやろうと決めたのはいいけど、けっきょく下書きせずに直接書いて、失敗しました(笑)

下地2度塗りして

下書きなしで思い切りぶどうの絵を書いたら、上のスペースがなくなって肝心の岩崎農園の文字が書けない。。。何事も準備は大事ってことを思い知らされました。もう1枚あるので、次こそ綺麗な看板作ってみせます!

看板製作をしながら、昼間は山盛りのもみがらを運んだりしました。近くのライスセンターで出るもみがらを頂きます。本来なら秋に運ぶべきでしたが、この時期に運んだからか全然かゆくなることもなく、運べました。おととしくらいに仕事の休日に手伝ったことがあって、大変なのはわかってはいたけど、やっぱり大変でした(笑)最終的に全部運ぶのに3日かかりました。

もみがらは生ではぶどうの圃場には入れることはありません。ぶどうの圃場に入れるのは、焼いて焼きずくもを作ったり、黒いビニール袋に入れてえひめAIを混ぜ発酵させてからになります。他の用途としては、家で食べる用に作る野菜の畝のあいだに下が見えないくらい敷き詰めて、草が生えないようにしたりします。このもみがらも無料で頂ける資材。わたしの家の周りにはありがたいほどの資材があって、あとは「どう使っていくか」だけなんですよね。たくさんの知識を増やして持って両親の力になりたいです。

よし。次こそ綺麗な看板を。リベンジ!